皆さんは、「ラテン語」という言語を聞いたことがありますか?
実は現在のイタリア語やスペイン語、ポルトガル語、フランス語、ルーマニア語などの
ロマンス諸語(ラテン・ヨーロッパで使われる言語)を生み出す元となった言語なのです。
ラテン語はラテン人たちの故郷ともいえる土地、イタリアのラティウム(現在のローマ)で用いられていました。
やがて、ローマ帝国の首都となり、公用語として広く用いられるようになりました。
四世紀以降になるとラテン語はキリスト教の公用語として地位を確立し、
広くヨーロッパ社会に宗教的、文化的影響を与えることとなりました。
ルネサンスを経て、18世期に至るまで、ラテン語はヨーロッパの学問研究の共通言語としてとりわけ重要な役割を担っていきました。

元の言語が同じロマンス諸語は、発音やスペルは多少違えど、簡単な会話はできるほど近く、
特に支配の関係性などからスペイン語とポルトガル語とイタリア語は今でも発音やスペルまで似た単語が多く存在します。

引用元:https://www.kitashirakawa.jp/taro/?p=7697

現在の姿

現在、ラテン語を公用語として定められているのは、
イタリアのローマにある小さな国、
バチカン市国のみとされています。
かつてはローマの支配下にあった国々で多く使われていたこの言語は、現代ではヨーロッパの小中高生の必修や選択科目に選ばれているようです。
ラテン語は宗教に大きく関わりをもつとても古い言語の為、
強い信仰心をもつイタリアやスペインに強い繋がりを持ち、
行事などはラテン語で行われることもあるそうです。