●クトゥルフ神話とは
アメリカの小説家であるH.P.ラヴクラフトと彼の友人作家たちの間で、彼らの作品の中の人物、地名、名称を組み合わせて作られた架空の神話です。
彼は生前に評価されることはありませんでしたが、死後にだんだんと再評価され始めクトゥルフ神話も、世界中でTRPGとして遊ばれたり、サブカルチャーに取り入れられるなどの形で、人気のジャンルとなりました。
日本でもクトゥルフ神話が取り入れられている作品があるので、三つほど紹介したいと思います。
H.P.ラヴクラフトについては
●水瀬妖夢と本当は怖いクトゥルフ神話
水瀬妖夢と本当は怖いクトゥルフ神話は、「文豪ストレイドッグス」などで有名な朝霧カフカ氏が、クトゥルフ神話の布教を目的にニコニコ動画にアプロードされていたクトゥルフ神話TRPGのリプレイ風動画で、「ゆっくり妖夢と本当は怖いクトゥルフ神話」を書籍化したものです。
現在は打ち切られてしまい三巻までしか出ていませんが、「ゆっくり妖夢と本当は怖いクトゥルフ神話」は今もニコニコ動画で見ることができます、他のTRPG動画と違うのは、ゲーム性よりもストーリー性を重視していることでまるで一本の映画を見ているようなので、興味を持った人は、一度見てみる事をお勧めします。
●ウルトラマンティガ
ウルトラマンティガは「平成ウルトラシリーズ」の第一作品目で、二作目のダイナ、三作目のガイアと合わせて、「平成（初期）三部作」と呼ばれています。
これまでのウルトラマンシリーズのストーリーを引き継がず、完全な新作として作られました。またこれまでと違う特色を目指しジャニーズ事務所と交渉し、V6の長野博さんを主演に起用しています。
ティガに限らずウルトラマンシリーズはクトゥルフ神話をモチーフにした怪獣などが多く登場しますがティガはその中でもTV版と劇場版含め数が多く、ラヴクラフトの原作小説に置いて重要な場所の一つである「海底都市ルルイエ」も登場するので今回はティガを取り上げました。
ウルトラマンとクトゥルフの関係性については
●映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険
個人的に一番の衝撃を受けた作品です、ドラえもんの映画は内容が難しいものもありますが、今回の映画はどちらかというと「子どもには難しい大人向けの作品」でした。
元となったのはラヴクラフトの原作小説「狂気の山脈にて」であると思われるがこれを上手くドラえもんの世界観に落とし込めていて素晴らしい作品でした。評論家や映画を視聴した人たちも「ドラえもんの映画としてはどうかと思うが、クトゥルフ神話の映画としては素晴らしい作品だった」と評価しており、個人的にも素晴らしい作品だったので、ぜひ視聴してみてください！
映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険については
●まとめ
いかがでしたか？今回紹介した三作品以外にもクトゥルフ神話をモチーフにしたり、影響を受けて作られた作品は国内外含めて数多く存在します。知らないだけで、もしかしたらあなたが最近観た作品もクトゥルフ神話の影響を受けた作品かもしれませんよ？
どんな作品があるのかは